こんにちは❣カンティです。「ホッパー」作ってみたい!でも、専用のホッパーパンをわざわざ買いたくない!という人必見!今回、専用のホッパーパンがなくても、小さめのフライパンで簡単作れる「スリランカのホッパーの作り方」をご紹介します。初心者さんにおすすめ! ぜひ、試してみてくださいね。
「ホッパー」その他の呼び方
英語:ホッパー(Hoppers )
シンハラ語:ホッパー(Appa )
タミル語:アパム(Appam )
スリランカでは、「ホッパー」は「アーッパ」として知られていますが、これはおそらくタミル語の「アパム」に由来していると考えられます。ケーララ州やタミル・ナドゥ州などの南インドの一部の地域でも「アパム」として知られています。
ホッパー(アーッパ)って知っていますか?
ホッパー(アーッパ)は、スリランカの大人気屋台料理で、夕方ごろに、にぎやかな町を歩いてみると、あつあつのアーパを売っている屋台があちこちにあります。朝食としても、スナックとしても、夜ご飯の代わりにも食べます。
ホッパーは、米粉とココナッツミルクを発酵させた生地で作られた、端はカリカリ、中心は柔らかいスポンジ状のお椀のよう食べ物です。ホッパー生地はお椀型の専用のホッパーパンで調理されているためそのお椀のような形をしています。
もちろん、お椀型の専用のホッパーパンで作った方が本来のお椀のような形のホッパー(アーッパ)が出来上がるんですが、わさわさ専用のホッパーパンを買いたくないと思う方のために、簡単に小さめのテフロン加工のフライパンでホッパーを作り方をご紹介します。
ホッパー作りは初めての方は、練習のために、フライパンで作ってみて、本格的に作りたいと思えば、専用のホッパーパンを買ってもいいかもしれませんね。
Hopper Pan =ホッパーパン
専用の鍋は、英語でHopper Pan =ホッパーパン、シンハラ語で、アーッパ ターッチ=Appa Thachchiyaまたは タミル語でアパム・チャッティ=Appam Chattiとも呼ばれています。ホッパーは蒸気で固まるため、しっかりと閉まる蓋が付いています。
ホッパーパンはAmazonなどのオンラインストアで購入できます。
フライパンで簡単「スリランカのホッパーの作り方」
ホッパーがない場合は、小さめのテフロン加工のフライパンでも作ることができます。作り方はクレープを作るのと同じです。
今回は、20cmのフライパンを使用しました。ホッパーの大きさは鍋の大きさによって異なりますが、18cm~20cmの鍋を使うのが好ましいです。フライパンに合った蓋も必要です。
「ホッパー」材料
米粉:長粒米(タイ米又インディカ米)の粉を使います。もち米粉や日本の米粉はベタつくので使用しないでください。私は普段タイ産の白米粉を使っていますがなければ上新粉で作ることも可能です。
水:生地を作るのに水を使い、発酵させた後、濃厚なココナッツミルクで生地を薄めます。水の代わりに薄いココナッツミルクを使用することもできます。
アクティブ ドライ イーストまたはインスタント イースト:主に酵母には2種類あります。これらはアクティブドライイーストおよびインスタントイーストと呼ばれます。このレシピで互換的に使用できます。インスタントイーストを使う場合は、米粉と混ぜるだけです。アクティブ ドライイーストを使用する場合は、使用前に水に溶かして活性化する必要があるため、パッケージに記載されている指示に従ってください。
ココナッツ ミルク:ココナッツ ミルクは、ホッパーに独特なミルキーな味と風味、そしてサクサク感を与えます。生ココナッツミルクまたは缶詰のココナッツミルクを使用できます。ココナッツミルクパウダーを水に溶かして使うこともできます。
砂糖:砂糖は黄金色のレース状のホッパーを作るのに役立ち、少し甘味を与え、発酵プロセスにも役立ちます。
重曹:重曹をひとつまみ加えると、サクサクしたホッパーを作ることができ、焼き色を良くし、食感を軽くします。
塩:塩はホッパーの味を引き立たせるための調味料として使用されます。
ホッパー生地の作り方
スリランカの伝統的なホッパーは、長粒米(タイ米又インディカ米)を砕いて作る自家製米粉で作ることが多いですが、このレシピでは、市販の米粉を使って簡単に生地を作る方法をご紹介します。もち米粉や日本の米粉はベタつくので使用しないでくださいね。おすすめはタイ産の白米粉!なければ上新粉で作ることも可能です。
ホッパーの作り方「コツ・ポイント」
生地は流しやすく、クリーミーでなければなりません。発酵後、生地を濃厚なココナッツミルクで薄め、厚みを調整します。生地が水っぽくても、厚すぎるときも思うように生地を扱えません。
生地は冷蔵庫で数日間保存できますが、ホッパーを作る前に必ず室温に戻してください。
生地が完全に発酵していないと、思うように生地を扱えません。壊れやすくなり、調理中に鍋にくっつかず、形を作れなくなります。
発酵には25〜32℃の暖かい温度が理想的で、発酵には約4〜6時間かかります。
フライパンは熱くなければなりませんが、熱すぎないように注意してください。鍋が十分に熱くないと、生地が鍋にくっつきません。逆に、鍋が熱すぎても生地が鍋にくっつきません。
生地をお玉でプライパンに入れたらすぐに、プライパンを傾けて生地を回転させ、生地を広げたら鍋に蓋をします。蓋をすることで、中に熱い蒸気が発生し、真ん中がスポンジ状になります。
フライパンに油を薄く塗っても大丈夫ですが、油があると生地がくっつきにくくなるので、生地を流し込む前に油をよく拭き取ってください。
ホッパーは片面だけを焼きます。
ホッパー「お召し上がり方」
スリランカでは、ホッパーは、朝食、スナック又は夕食として食べることが多く、カレーやルヌミリス(唐辛子とタマネギあえた辛いペースト)やココナッツサンボル(生ココナッツの辛いふりかけみたいなもの)などをつけて食べます。ですが、あまりエキゾチックではない付け合わせと一緒に食べることもできます。例えば、砂糖、蜂蜜、ジャム、チョコレート、フルーツ、チーズ、チリソース、ソース、ベーコン、ソーセージなど
フライパンで簡単「スリランカのホッパーの作り方」
準備時間 10分
調理時間 20分
発酵時間 4~8時間
6人分
装置
20cm テフロン加工のフライパン
材料
米粉 150g
塩 小さじ1/4
砂糖 大さじ1/2
インスタント・イースト 小さじ1
水または薄いココナッツミルク 180ml(必要に応じて調整してください)
濃厚ココナッツミルク 100ml(お好みで調整してください)
重曹 小さじ1/8
ぬるま湯 大さじ1
作り方
材料を準備します。
大きめのボウルに米粉、砂糖、塩、イーストを入れてよく混ぜます。
水を少しずつ加えてダマのない滑らかな生地になるまでよく混ぜます。
暖かい場所で、生地を4~8発酵させます。発酵にかかる時間は環境やイースト量によって変わるため、自分の目で生地の様子をしっかり確かめましょう。
発酵後、生地は厚く、発酵した香りがするはずです。
まず、生地を優しくかき混ぜます。それから、 ココナッツミルクを少しずつ加えて生地を薄くします。重曹を大さじ1杯の温水に溶かします。生地に加えてよく混ぜます。
まず、ラップをかけて、その上にタオルなどをかけて、暖かい場所に30分~1時間程度休ませます。
生地は写真のように小さな気泡でいっぱいになります。
生地を優しく混ぜます。塩で味を調えます。
鍋が熱くなるまで中強火で加熱します。
お玉一杯分の生地を型の中央に注ぎます。生地が十分に熱い場合、生地がフライパンに当たるとジュージューという音が聞こえます。
フライパンを傾けて生地を薄く伸ばします。
生地の薄い層が側面に張り付き、中央の層が厚くなるようにします。
蓋をして中火で2分ほど、端が焼き色になり、中心のとろみがなくなるまで焼きます。
パレットナイフなどを使ってプライパンから外して、お皿に乗せます。
温かいうちに召し上がるのがベストです。
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