超簡単!3種スパイス&牛乳で作る「レンズ豆のスパイスカレー」レシピ!
今回、「今まで一度も豆カレーが作ったことのない」初心者でも簡単に作れる、3種類のパウダースパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック)と牛乳で作れるレンズ豆のスパイスカレーの作り方をご紹介します。このレンズ豆のスパイスカレーを作るために使う赤レンズ豆やパウダースパイスは、カルディやネットで簡単に手に入りますので、試しに一度作ってみてはいかがでしょうか。
「スパイスカレー」
最近日本でブームになっている「スパイスカレー」!カレールーを使わず、数種類のスパイスを混合して仕上げたカレーのことを「スパイスカレー」と呼ばれているようですね。使うスパイスの数や種類に特に決まりはありませんし、自分の好きな味にアレンジしながら作れるのが「スパイスカレー」の最大の魅力だそうです。「スパイスカレーブーム」の今だからこそ「スパイスカレー」を作ってみたいと思う方のために、今まで、数多くのスリランカのカレーや世界中のカレーを作った経験をもとにして、手に入りやすい材料で、簡単に作れるいくつかの「スパイスカレー」の作り方をご紹介したいと思いまして、まず第一に、レンズ豆のスパイスカレーの作り方をご紹介します。
辛くない!「レンズ豆のスパイスカレー」
マイルドなカレーがお好きなら、このレンズ豆のスパイスカレーがぴったりです。「スパイスカレー」は辛い、というイメージがありますが、この豆カレーは、辛い食べ物は苦手な方やお子さんといっしょに楽しめるマイルドなスパイスカレーです。この赤レンズ豆のカレーを作るために、多くのスパイス、チリパウダー、油など使うことなく、基本のスパイス3種類(コリアンダー、クミン、ターメリック)だけ使いました。ココナツミルクを苦手な方でも作れるように牛乳をたっぷりと使って仕上げているので、ミルキーな味わいでとてもマイルドなカレーです。(お好みでココナツミルクを使ってもOK)
レンズ豆 って何?
レンズ豆ってご存じですか?レンズ豆は、和名は、ヒラマメ(扁豆)で、英語は「レンティル(lentil)」です。日本人にはあまり馴染みのない豆と思いますが、レンズ豆は、タンパク質が多くて、栄養価が高い食材として、海外では大人気の豆で、世界中で、色々な料理によく使われます。また、ベジタリアンやビーガンの方にも親しまれている豆です。
赤レンズ豆って何?
レンズ豆の中でも赤レンズ豆はより多く使われていると思います。赤レンズ豆の最大の特徴は、水戻しが不要で、茹で時間も短くて(10分~15分程度)、調理はとても簡単ということです。スープや煮込み料理には、下茹でなしでそのまま入れて調理できます。赤レンズ豆は皮なしなので、ほろほろ煮崩れていいとろみになるため、カレー作りにもってこいの豆です。しかも、おいしいといううれしいおまけつきです。インドのレンズ豆のカレーは「ダルカレー」スリランカのレンズ豆カレーは「パリップ」と呼ばれていて、家庭料理の定番です。
赤レンズ豆
日本の皆様にも、ぜひ、使ってほしいお豆としておすすめします(。・ω・。)ノ♡
「レンズ豆のスパイスカレー」レシピについて
今回、このレンズ豆のカレーを作るために使った赤レンズ豆及びコリアンダー、クミン、ターメリックの3種類のパウダースパイスは、お店(カルディ等)やネットでも売っていますので簡単に手に入ります。
「ココナツミルクをわざわざ買いたくない」「ココナツミルクの味や使い方にまだ慣れてない」人でも作れるように、どこの家庭でもある牛乳を使いました。牛乳で作ったのでこの豆カレーは非常にミルキーです。濃厚でリッチな味がお好きな方は、牛乳の代わりに生クリーム使ってもOKです。お好みでココナッツミルクを使うことも可能です。また、ココナッツミルクを加えればヴィーガン対応のカレーにもなります。
マイルドな辛さと風味を加えるために私は青唐辛子一つだけ使っていますが、入れなくてもOKです。青唐辛子の代わりにししとを使ってもOKです。
本格派!スリランカのカレー及びカレー粉の作り方
興味のある方は、ぜひ、挑戦してみてくださいね。
「レンズ豆のスパイスカレー」材料
- 赤レンズ豆 – 新鮮な高品質のレンズ豆を使う。古いレンズ豆は調理に非常に長い時間がかかり、まったく柔らかくならないこともある
- 粉末スパイス – 市販のパウダースパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック)を使ってOK
- タマネギ – 玉ねぎのみじん切りを使う
- ニンニク – 細かく刻んだニンニクやペーストを使うと強い風味が増す。マイルドな風味を得るために薄くスライスしたニンニクを使うことがおすすめ。
- 生姜 – 生姜のみじん切りを使う
- 青唐辛子 – 青唐辛子はカレーにマイルドな辛さを加え風味を高める。使う場合、一つだけ使う。使わなくてもOK。辛くないししと使ってもOK
- 水 – レンズ豆を柔らかくなるまで水で調理する
- 牛乳 – お好みによって、 マイルドでミルキーな味のため牛乳、エキゾチックな味のためココナッツミルク、濃厚な味のため生クリームを使う。
- 塩 – 必ず、 豆が柔らかくなってから使う
- バジルの葉 – バジルの葉を使っても使わなくてもOK。バジルの代わりにパクチーを使うこともできる。
「レンズ豆のスパイスカレー」3種パウダースパイス
本格的なカレーを作るときは欠かせないキースパイスの3つ「コリアンダー、クミン、ターメリック」です。スーパーでお手頃な値段で買えるので、スパイスカレーが好きだったら、まず揃えておきたいスパイス3つです。
このトマトのスライスカレーを作るのに必要なのは、コリアンダー、クミン、ターメリックという基本の粉末スパイス3つだけです。
コリアンダー:コリアンダーはカレーを作るのに欠かせないスパイスで、クミンやターメリックとの相性もよく、カレーを風味豊かにします。
クミン: わずかに甘くてエスニックな芳香をもつクミンは、カレーを作るのに欠かせないスパイスで、コリアンダーと一緒によく使われています。
ターメリック:ターメリックはカレー作りに欠かせないスパイスです。ただカレーに色を加えるだけでなく、健康にもいいスパイスです。
ホールスパイス「コリアンダー、クミン 、ターメリック」
「レンズ豆のスパイスカレー」コツ・ポイント
- 赤レンズ豆は水に浸す必要はない。
- レンズ豆の大きさが2~3倍になるため、カレーを作るには十分な大きさの鍋を使う。
- レンズ豆を調理するには、沸騰させ、軽く蓋をし、火を弱め、柔らかくなるまで煮る。
- 良質な赤レンズ豆の場合、調理時間はわずか10~15分程度であるが、豆によっては調理にさらに長い時間を必要とするものもある。必要に応じて調理時間を調整し、必要に応じて水を追加する。
- 必ず。豆を柔らかうなってから塩で味付けする。調理中に塩を加えるとレンズ豆が硬くなる。
- 調理後、30分ほどカレーを休めることは風味豊かなカレーを作る秘訣の一つ。
「レンズ豆のスパイスカレー」役立つ情報
- 土鍋でカレーを作る:土鍋で作るカレーはとても美味しいため、土鍋を使用することを強くお勧めします。
- 調理中の泡(ググってみました) :レンズ豆の鍋の上にある泡はレンズ豆内の「サポニン」によって作られいて、体に悪くない。お好みに応じて、レンズ豆の上からその泡をすくい取ることもできますが、そのままでも問題ありません。
- カレーグレービーの濃度を調整する :水分がすべて蒸発するまでカレーを煮てから牛乳を加えることで、濃厚なカレーグレービーになります。さらに牛乳または水を加えて、より薄いグレービーソースを作ることもできます。
「レンズ豆のスパイスカレー」
パンにもご飯にも合う!
カレーの付け合わせとして最も一般的なのは白米ですがこのレンズ豆のスパイスカレーがパンとよく合います。玄米やキヌアの上に乗せたり、ロティやナンなどの他の種類のパンと一緒に食べても美味しいです。
3種スパイス&牛乳で作る!
レンズ豆のスパイスカレーの作り方
準備時間 10分
調理時間 20分
合計時間 30 分
材料(2~4人分)
赤レンズ豆 100g
玉ねぎ(M)1/2(みじん切り)
ニンニク 2~3片(スライス)
生姜 小さじ1(みじん切り)
青唐辛子 1 本(スライス)
コリアンダー パウダー 小さじ1/2
クミン パウダー 小さじ1/2
ターメリックパウダー 小さじ1/4
水 500ml、必要に応じて調整する
牛乳 200ml、必要に応じて調整する
塩、小さじ1/2
バジルの葉、お好みで
作り方
材料を準備する。赤レンズ豆、玉ねぎ、ニンニク、生姜、青唐辛子、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ターメリックパウダー、水、牛乳、塩
今回バジルの葉を使いましたがパクチーを使ったり好みのハーブを試したりすることもできます。
レンズ豆を準備する。
レンズ豆は水を数回変えて良く洗う。
深めの鍋に洗った豆、玉ねぎ、ニンニク、生姜、青唐辛子、3種のパウダースパイスを入れて混ぜ合わせる。(塩、水、牛乳を入れない)
水を加えてよく混ぜる。
急速に沸騰させる。
火を中弱に下げて、軽く蓋をし、レンズ豆が柔らかくなるまで約10〜15分間煮る。
その間、定期的にかき混ぜる。
レンズ豆が柔らかくなっているかを確認する。(使う豆によって、調理時間が異なるため、必要に応じて時間を調整したり水を追加したりしてくださいね)
レンズ豆が柔らかくなったら、牛乳と塩を加えて混ぜる。定期的にかき混ぜながら、弱火で約5分間煮る。(牛乳を加えた後は沸騰させないでくださいね)
火を止める。バジルの葉を加え、数回かき混ぜる。
マイルドな「レンズ豆のスパイスカレー」が完成しました!
ご飯やパンと一緒にお召し上がりください!
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