こんにちは！カンティです。今回、4月24日（水）放送の『世界頂グルメ』（日本テレビ系）で「やすこ」さんが紹介したスリランカのお正月料理「キリバトゥ」「キリバト」又は「キリバット」（Kiribath = කිරිබත්）と知られている、スリランカ風ココナッツミルクライスの作り方をご紹介します。「キリバトゥ」は、スリランカのお祝いの席には欠かせない伝統的なお祝い料理で、朝ごはんの定番でもあります。朝ごはんにいかがでしょうか♪
「キリバトゥ」の説明
「キリバトゥ」は、スリランカ風ココナッツミルクで炊いたごはんで、ひし形や四角に切って提供することが多いです。
「キリバトゥ」（シンハラ語: කිරිබත්＝kiribath又はkiri bath）は「ミルクライス」又は「ココナツミルクライス」を意味します。
シンハラ語でキリ（කිරි＝kiri）は「ミルク又はココナツミルク」、バッ（බත්＝bath）は「米」を意味します。 ※牛乳を使うこともありますが一般的にココナッツミルクを使います。
カタカナだと「キリバトゥ」「キリバト」又は「キリバット」と書いてますが、発音は「キリバッ＝Kiribath」でちょっと発音しにくいかもしれません。
「キリバトゥ」は、日本で言うお赤飯的な位置づけの食べ物で、楽しい新たな始まりを象徴する縁起の良い料理と考えられていて、それを食べると幸運と繁栄がもたらされると考えられているため、お正月、誕生日、結婚式、引っ越しなどの慶事やお祝い事、特別な日には欠かせない料理です。
一般的に朝ごはんとして、玉ねぎや唐辛子で作るルヌミリスという辛い付け合わせと一緒に食べることが多いです。
このレシピの説明
「キリバトゥ」は簡単に作れる米料理の一つで、鍋でも炊飯器でも30分以内で簡単に作れます。
伝統的に、カクル ハールと呼ばれるスリランカの米で作ることが多いですが、ここ日本では、私は通常、日本の白米（もち米ではありません）を使っています。私の経験からいうと「キリバト」を作るため、日本の白米はとても適しています。
「キリバトゥ」を作る際、最初からココナッツミルクと一緒にお米は炊きません。まず、一般的な方法でお米を完全に炊き上がるまで炊きます。その後、ココナッツミルクを加え、よくかき混ぜた後、ココナッツミルクが完全に米に吸収され、クリーミーで粘りがでるまで、再び調理します。
「キリバトゥ」を提供する前に、通常、皿の上で平らにした後、ブロックを形成して、それを正方形または菱形の小さなブロックに切ります。 ただし、他のご飯料理と同じように、切らずに盛り付けることもできます。
成形するときは、四角くまとめたほうが、切ったあとの端の無駄が出ません。
伝統的に、ご飯は加熱したバナナの葉の上で平らにすることで、ご飯に良い香りが加わります。バナナの葉があればぜひ使ってください。
ルヌ・ミリス、シーニ・サンボル、ポル・サンボルなどのスパイシーな調味料又はスパイシーなチキンカレーやフィッシュカレーと一緒に食べるのが一般的ですが、砂糖やバナナなどの甘いものと一緒に食べることもあります。
スリランカの「キリバトゥ」の作り方
準備時間 5分
休憩時間 30分
調理時間 25分
所要時間: １時間
材料（4～5人分 ）
白米 300g
水 400ml
塩 小さじ1
ココナッツミルク 400ml
＊ココナツミルクの量は必要に応じて合わせる。
作り方
白米を用意する。
鍋で炊く場合
お米はよく洗い、30分ほど水に浸しておきます。水気を切り、鍋に入れて分量の水と塩を加え、沸騰するまで強火にかける。
水を沸騰させたら弱火にし、蓋をして、水分がなくなり、ご飯がほぼ炊き上がるまで（約10分）炊く。調理中は蓋を開けないでください。
ご飯が炊き上がったら、蓋を開け、ココナッツミルクをいれて、スプーンでよくかき混ぜる。
蓋をして弱火で、ココナッツミルクが完全に米に吸収され、クリーミーで粘りのあるご飯になるまで、さらに５分ほど蒸らす。
炊飯器で炊く場合
お米はよく洗い、炊飯器に入れ、30分ほど水に浸しておく。
水気を切り、分量の水と塩を加え、普通通りにごはんを炊く。
ご飯が炊き上がったら、蓋を開け、ココナッツミルクをいれて、スプーンでよくかき混ぜる。
蓋をして、スイッチを「調理」に戻し、ココナッツミルクが完全に米に吸収され、クリーミーで粘りのあるご飯になるまで、さらに５分ほど炊く。
一口サイズに切り分ける
ご飯が熱いうちに、ラップを敷いた台や平らな皿に平らにして盛り、もう一つのラップをご飯の上にかぶせて、大きいブロックにまとめる。
四角 正方形にした方が切りやすい。冷めてから正方形またはひし形に切る。
伝統的に加熱したバナナの葉が使用されます。バナナの葉があればぜひ使ってください。
切り分けた「キリバトゥ」をパンチの効いた調味料ルヌミリスと一緒にどうぞ！
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